2008年07月30日

伝統の『おみこし』みなと祭りで。

お祭りが近付くと、昼といい夜といい、
雑用ばかり増えてきて、落ち着かない。
お祭と言えば、町中を渡脚する神輿が欠かせない。
港のお神輿は『港會』が有名ですが、
港町第ニ自治会にも、代々伝わる子供神輿があります。
昨夜は神輿と太鼓の組み上げをして来ました。
後はお浄めをして、本番を待つのみです。
伝統の『おみこし』みなと祭りで。
立派なお神輿でしょう。昭和30年代後半のものです。
大人神輿よりもサイズ的には小さいけれど本格仕様です。

それもそのはず、知る人ぞ知る、宮本卯之助によるものです。
細部迄行き届いた装飾、手仕事は迫力がある。
今、市内の子供神輿でこれほどの物を所有している自治会は少ないかも。
『どうせ造るなら、そこらにないええもんを』と気張ったのかな
当時の町内は景気も良く、粋な御仁が多かったんでしょう。
気風のイイだんな方が、ポ〜んとお祝儀を・・?
伝統の『おみこし』みなと祭りで。
今、両方揃えればウン百万はするでょう。

港の子供達は、これを担いで港祭に威勢よく繰り出していました。
今は子供では、持ちきれないので大人がサポートしています。
よそからでも担ぎたいと言う子供も多く、お祭の日は賑やかです。
今や大人になって各地に住んでも、帰省の折、眺めては懐かしがる大人も多い。
親子三代同じ神輿を担いでいる家族もある。法被もお下がり。

まつりは、親から子へ、年配者から若い人へ、
地域の風習、つながりの伝承の場でも有ると思う。

『港まつり』が、色々と形を変えて行く中で、
港町には昔から変わらない、『夏まつり』の風景があります。


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Posted by 八兵衛 at 06:02│Comments(2)みなとLIFE
この記事へのコメント
なつかすぅーねーこのお神輿!
低学年の頃は太鼓引っぱって、4年生位からお神輿かつがせてもらったっけ
今の浪漫館あたりに港二の自治会館があったような記憶があります。
Posted by 清水小卒 at 2008年07月30日 09:06
★==清水小卒さんへ==★
懐かしいでしょ。今でも現役ですよ。
小さい頃はダブダブの法被で曵いて、大きくなるとお神輿にうつるんですよね。その時はちょっと大人の気分。自治会館があった一帯は場末の波止場の雰囲気プンプンでした。懐かしい思い出です。
Posted by うっかり八兵衛 at 2008年07月30日 12:34
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