2007年11月20日

ボトルシップ

昔は船乗りさんが航海の間に作っていた手作り品。
ボトルシップ

















ウイスキーのボトルの中にヨットが組み立てられてます。
割と初歩的な作品だろうが、ロープも張ってあるし、
船具や船の傾き具合やヨットの細いデティールにもこだわっている。
ボトルシップ












最近はボトルシップ作家もいる程、クラフトアートとして根強い人気がある。

バルサや木で丁寧に削り出したパーツを、
ピンセット等の工具(長いのでこれも手作り)の先に挟み、
ボトルの細い口から差し込み、少しづつ組み立てて行った作品。

『短気もの』には向かない作業だ。
イライラ、やっきり、しちゃうから。

これは、船の人から頂いたものだが、最近は船乗りさんも忙しい。
停泊料高騰やら経費の削減で、ゆっくりする時間がないそうで
作る人もいなくなったよう。
接してみると分かるが、船乗りはさんは、
荒くれのようだが、以外と繊細で器用な人が多い。


同じカテゴリー(お気に入りTOOL)の記事画像
スマホ水没、その後。
日本平音頭=島倉千代子さん
山下清の東海道五十三次展@藤枝
捨てられないもの
幻の浮世絵と浮世絵散歩
ガラスの浮き玉@波間
同じカテゴリー(お気に入りTOOL)の記事
 スマホ水没、その後。 (2014-10-10 22:34)
 日本平音頭=島倉千代子さん (2013-11-14 17:17)
 山下清の東海道五十三次展@藤枝 (2013-02-14 18:02)
 捨てられないもの (2012-11-21 15:51)
 幻の浮世絵と浮世絵散歩 (2012-09-18 15:51)
 ガラスの浮き玉@波間 (2012-07-11 17:01)

Posted by 八兵衛 at 12:30│Comments(4)お気に入りTOOL
この記事へのコメント
わたしのおじいちゃんも漁師で
船の模型を作っていたそうです

あとは 編み物が上手で おばあちゃんに教えてたそうです
(フィッシャーマンセーターという言葉があるくらいだから
船乗りはみんな寒さよけに編んでいたのかも)

うちのおじぃいちゃんも 繊細で器用だったのですね
Posted by 台湾金魚 at 2007年11月20日 13:19
★==台湾金魚さんへ==★

いったん航海や漁に出ると、誰も助けてくれません。
身の回りの事は全部自分でやるそうです。
料理、炊事、繕いなど。
だから、何でも出来るようになっちゃうらしいです。
ちょっとした気候の変化でも命を落とす事もあるので、
繊細で気を使っているんですね。

けれど陸に上がると、安心して、女房任せでのんびり。
陸にいるそういう船乗りさんのイメージの方が
強いのかもしれませんね。
Posted by うっかり八兵衛 at 2007年11月20日 14:23
楽体も、以前ボトルシップ持ってたんですが・・・、今はイズコ?あれ作れる人、ホント尊敬します。
しかし、楽体の旅で出会った船乗りさんは、皆さん豪快な方ばかりだしたYO~(笑)でも、奥さんはみんな温かかったなぁ。
Posted by 楽体 at 2007年11月20日 18:32
★==楽体さんへ==★

宵越しの銭はもたねぇぃっ!てんで、
陸に上がって一晩で遊んじゃう人もいましたよね。

そういう人には、憧れちゃいます。

そんな男も、
女房は『大海原(うなばら〕』、
男はその大海原に、
小舟で、気ままに櫓を漕ぐ船頭ってとこですかね?
Posted by うっかり八兵衛 at 2007年11月20日 21:20
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。