2008年02月04日

港。町の色、街のかたち

私の住む、港町には、『まちづくり協定書』なるものが平成3年に締結されている。
これは、新たな構築物についての、色、形、高さ、用途等を制限するもの。
イメージは中世ヨーロッパ風と聞いた。
一応、あの、楳◯かずお邸のようド派手なものは、制限される事になっている。
この協定書項目を、新しい静岡市都市景観条例制定の為の見直しをしようと、
都市環境デザイン研究所の木村精治氏と行政主導で進めている。
ここ、日の出地区は、景観計画重点地区になっているので、より詳しくと言う事なのか。
今迄は、外壁は茶系、三角屋根等の曖昧なモノだったが、改定案では、
色はJIS規格の・・外壁は・・などより詳しく取り決めると言う事。
港。町の色、街のかたち

港にはみなと色彩計画があり、港湾道路を通って頂くと分かるけど、
大体の倉庫屋根、クレーン、等ブルー、薄茶で統一されている。
コレに沿って今度出来るヤマダ電気の外壁も従来店鋪よりぐっと押さえた色調で合意したという。

ただ、某大型商業施設は、本来アクセントカラーとして、最小限しか使えない色を、
目一杯使っているのは不思議ではあるが・・。

木村氏が、つくりたい港町のイメージはどんなという問いに、
横浜元町風、パリのオープンカフェなどという意見が・・
町並みを揃えるというテーマにある人が
『通りを歩いたらみんな同じ色、同じ形の建物じゃおもしろくない。
きれいにしたら街が無機質で、人が来なくなった所もある』といった。

この前、静岡新聞で紹介されていた大分豊後高田昭和の町
(行った事はないが、観光地化しているようで、地域の商店街として機能しているかは不明ですが、)
一度リフォームした外壁ををわざわざ剥いで、ありのまま、昭和30年代の町並みに戻し、
多くの人が訪れる町になった。
ソコには昭和の景観と共に昭和のビジネススタイル、『対話の中の商い』があるとレポートがあった。
沼津仲見世付近の再開発も昭和がテーマと聞く。昭和の町には楽しいものが一杯あったんだろうか。

うきうきと出掛けたくなる町って、景観なのかな?、ふれあいなのかな?。
綺麗な町並みは歩きたくもなる、しかしありのまま手付かずの街も、いい。

私の住む港に合う町並みって、どんなだろう。
住んでいると、その風景に慣れてしまって、なかなか思い浮かばないもんだ。

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Posted by 八兵衛 at 13:21│Comments(2)港町商店街
この記事へのコメント
レッドホットさんへ

仲間内の事はなるほど笑ってすませますが、
他団体への名指し批判は私のブログでは御控え下さい。

よって失礼ながら削除させて頂きました。

私のおじも洋服屋を営んでいた処です。
好きな街の1つでありますので。

よろしくお願い致します。
Posted by うっかり八兵衛うっかり八兵衛 at 2008年02月09日 08:21
名指し批判したつもりはありませんが、そう取られたのなら失礼しました。

名前負けしていると自嘲されている方・協定が邪魔だとお考えの方がいるのなら、いっそ全部無かったことにするという選択肢もあります。
それにあたっては、地権者全員に情報を開示し、総意を図ったらいかがでしょうか?そう申し上げたかったのですが…。

私も好きな街ですし、街並みが全て統一された方が良いと思うわけでもありません。
しかし、経済的負担をして協定を守ってきた人がいるわけですから、なし崩し的にしてしまえば、守ってきた人は当然不満に思うでしょう。
変な対立が起きないように発展していただきたい。そう願っております。
Posted by レッド・ホット・チビ・ペッパー at 2008年02月09日 12:56
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