2010年06月22日
ステーキとアラ80。
「赤子叱るな来た道じゃ、年寄り笑うな行く道じゃ。」もたもたしている年寄りを見ても、いずれ自分もそうなるから、笑うな、腹をたてるなと言われた事があります。実際そういう身内がいないので、優しく接する事が出来るか自信がないですが、
アラウンド80才のアラッパチ?、80を過ぎた父の姉夫婦が、都内の一戸建てを処分し、関東圏の老人ホームに入ったので見舞いがてら、清水から縁者で行ってみました。
「老人ホーム」へ行くのは初めてで、隔離された暗いイメージを抱いておりましたが、さすが都会のそれは綺麗でお洒落。目の前には公園、桜の木が一杯でその季節にはさぞや美しい事でしょう。ここは、プロ球団も持つ会社が運営する、賃借型有料老人ホーム。マンションの1棟に全て集約され(外来の出入りのチェックは厳重です)、居住の為の1戸を購入、マンション住まいをしながら、共用スペースでの食事、24時間介護、医療体制、、理美容室等、は全てスタッフが世話をしてくれ、葬儀までも。フロアで出会う人、若いキレイなスタッフさん、みんな挨拶してくれて、楽しく明るい。

各戸の前
レストラン、パーティールーム、ホビールームでの共用スペースや屋外レクリエーションでは、居住する皆さんの交流が週何回か行われていて、この日はティータイムに歌、ダンスをしていました。面白いのは、外部の講師ではなく、入居者の御老人が資格や経験を活かしてレクチャーしている事。おじも商社勤めの頃は海外経験が豊富で、オペラに関してはうるさい(今まで隠してたか)らしく、所持していた沢山のレコードCD、ビジュアルを使って楽しみ方を教えているという(無報酬)。そういう事が生きる糧となるのか、以前よりイキイキ、腰も低くなっている様で驚く。
このおじが、みんなで外へ食事に行こうと。人数もいるのでてっきり蕎麦か和食かと思いきや、関東エリアで肉屋さんが経営する「肉の万世(まんせい)」のステーキ。(ちょっとつまんだカツサンドと付け合わせのポテトも美味しかった)話し掛けるのもためらう程、一心不乱に食べている。飽食の日々から健康第一の粗食の日々へ。たまに食べるこういう物に食の楽しみを感じると言う。しかし恐るべし80代。八兵衛より先に完食。

ランチメニューだったけど、指定の焼き具合、ソース供美味しかった。
帰りに収納しきれない着物やレトロな物を処分してくれと預かってきたのですが、知り合いがあっという間に、着物をバックにリメイクしてくれて、早速送ってあげたら、とても喜んで、気に入ってくれました。

↑捨てるとは言っても思い出の品、形を変えて手元に戻り喜んでくれた。
久しぶりに会ったけど120才位まで長生きしそうで、ひとまず安心した。
老いは平等にやってくる、いずれ行く道、少しずつ考えていきたい。
アラウンド80才のアラッパチ?、80を過ぎた父の姉夫婦が、都内の一戸建てを処分し、関東圏の老人ホームに入ったので見舞いがてら、清水から縁者で行ってみました。
「老人ホーム」へ行くのは初めてで、隔離された暗いイメージを抱いておりましたが、さすが都会のそれは綺麗でお洒落。目の前には公園、桜の木が一杯でその季節にはさぞや美しい事でしょう。ここは、プロ球団も持つ会社が運営する、賃借型有料老人ホーム。マンションの1棟に全て集約され(外来の出入りのチェックは厳重です)、居住の為の1戸を購入、マンション住まいをしながら、共用スペースでの食事、24時間介護、医療体制、、理美容室等、は全てスタッフが世話をしてくれ、葬儀までも。フロアで出会う人、若いキレイなスタッフさん、みんな挨拶してくれて、楽しく明るい。
各戸の前
レストラン、パーティールーム、ホビールームでの共用スペースや屋外レクリエーションでは、居住する皆さんの交流が週何回か行われていて、この日はティータイムに歌、ダンスをしていました。面白いのは、外部の講師ではなく、入居者の御老人が資格や経験を活かしてレクチャーしている事。おじも商社勤めの頃は海外経験が豊富で、オペラに関してはうるさい(今まで隠してたか)らしく、所持していた沢山のレコードCD、ビジュアルを使って楽しみ方を教えているという(無報酬)。そういう事が生きる糧となるのか、以前よりイキイキ、腰も低くなっている様で驚く。
このおじが、みんなで外へ食事に行こうと。人数もいるのでてっきり蕎麦か和食かと思いきや、関東エリアで肉屋さんが経営する「肉の万世(まんせい)」のステーキ。(ちょっとつまんだカツサンドと付け合わせのポテトも美味しかった)話し掛けるのもためらう程、一心不乱に食べている。飽食の日々から健康第一の粗食の日々へ。たまに食べるこういう物に食の楽しみを感じると言う。しかし恐るべし80代。八兵衛より先に完食。
ランチメニューだったけど、指定の焼き具合、ソース供美味しかった。
帰りに収納しきれない着物やレトロな物を処分してくれと預かってきたのですが、知り合いがあっという間に、着物をバックにリメイクしてくれて、早速送ってあげたら、とても喜んで、気に入ってくれました。
↑捨てるとは言っても思い出の品、形を変えて手元に戻り喜んでくれた。
久しぶりに会ったけど120才位まで長生きしそうで、ひとまず安心した。
老いは平等にやってくる、いずれ行く道、少しずつ考えていきたい。
Posted by 八兵衛 at 17:35│Comments(0)
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